2015.9.19〜21

石川・福井の旅


                      石川県小松市に滞在して、能登半島の輪島と福井県の東尋坊と永平寺の観光をしてきました。
              

           能登半島

                   能登半島で一番行きたかったところが白米千枚田(しろよねせんまいだ)でした。輪島までは金沢発輪島行特急バスで約2時
                 間で行けますが、輪島から千枚田へのバスの連絡がうまくいかないことが分かり、行程の中に千枚田が入っている定期
                 観光バスを利用することにしました。金沢奥能登定期観光バスのわじま号(ツアー料金7500円)で金沢駅東口を7時50分に
                 出発、乗客は30名ほど。金沢市から日本海沿岸を走る自動車専用道路「のと里山海道」で穴水へ、途中に車が70kmで走
                 ると連続テレビ小説「まれ」のオープニングテーマ曲が聞こえる「おとの道」がありました。また、相撲の人気力士の遠藤関
                 は穴水の出身とのことでした。(ガイドさんのお話から) 穴水から一般道路で輪島駅ふらっと訪夢へ9:40着)、ここで2名の乗客
                 を乗せ輪島朝市へ向かいました。

             輪島朝市  

                  日本三大朝市の一つと言われています鮮魚を扱う店が多く、「のどぐろ」など珍しい魚や、蒸しアワビなどの貝類なども
                 売られていました。輪島塗の小物、アクセサリーや民芸品の店もありました。(8:00〜12:00まで営業

   
赤いテントの並ぶ朝市  干物が多く売られていました  テニスの錦織選手の好物で有名なのどぐろ 
     (赤いテントが映って魚が赤くなっています)

             輪島塗会館         
             
                   朝市の近くにあり、会館の1階が展示販売コーナーで組合に加盟する市内60件の塗師屋(ぬしや)(漆器店)の商品の展示
                 販売をしています。2階は資料展示室で輪島塗の歴史と文化、輪島塗の制作工程を紹介しています。入り口の両側の壁に
                 制作工程のお椀がずらりと並んで飾られていたのが印象的でした。

   
展示室の壁に飾られたお椀 {133個ある) 木地   地付け
     
地砥ぎ  中塗り 蒔絵を描くのに使われるネズミの毛の筆 


             白米千枚田

                  白米千枚田は輪島市白米町にある棚田で、日本の棚田百選や国の文化財名勝に指定されています。また、2011年6月
                 に日本で初めて世界農業遺産に認定されました。日本海をバックに小さな棚田が階段状に重なっている風景は美しく、多く
                 の観光客が訪れています。田んぼ一枚あたりの平均面積は畳約3枚分、1u以下の小さな田んぼもあり、総数は2000を超
                 えます。昔ながらの農法で、地元住民とボランティアによる手作業でお米が作られています。田んぼオーナー制も取り入れ
                 ているので注目されています。オーナーになると、田んぼのそばに名前入りの立て札が立てられます。
                    (有名人の名前の立て札も見つかりますよ)

     
  しろよね千枚田

             キリコ会館

                  ホテル高州園で昼食の後、輪島キリコ会館に行きました。会館内には、輪島の神社を中心に各地で行われるキリコ祭り
                 に使われる神輿3基と灯籠が大小約30基展示されています。灯籠の大きいものは高さ15m重さが2トンもあるそうです。
                 キリコとは「切子灯籠」(きりことうろう)の略で、「切籠」でキリコと読みます。祭りでは御神灯(ごしんとう)の役割になっており
                 御神輿の足元を照らす照明役として担ぎ出されれるものです。館内では祭囃子が流れ、大スクリーンには夜を徹して
                 行なわれる祭りの映像が写されて、勇壮な祭りの熱気が伝わります。
             

     
キリコ会館  明りの灯ったキリコ  2階の回廊からはキリコの裏側も見える 

             とぎ海街道                   

                  キリコ会館から金沢への帰路の途中、志賀町にある道の駅「とぎ海街道」へ向かいます。ここのすぐ裏手が増穂浦海岸
                 (ますほがうらかいがん)で460mの世界一長いベンチがあります。一度に1346人が座ったことがあるそうです。

   
道の駅 とぎ海街道  世界一長いベンチ  車窓から見た機具岩(はたごいわ) 

             千里浜                                         

                  千里浜(ちりはま)は羽咋市(はくいし)にある海岸で、千里浜なぎさドライブウェイと呼ばれる日本で唯一の車で走れる砂浜が
                 あります。砂がきめ細かく、砂一粒一粒が海水を含んで引き締まり、舗装された道路のように固くなっているので車やバス
                 が走れるのです。全長8kmのドライブウェイを沢山の車が走っていました。ただし、波が高く悪天候の時は交通規制で走れ
                 ません。当日は幸運にも波が穏やかで、バスは終点近くの「のと里山街道」へ入る道まで走ってくれました。「のと里山海道」
                 に入ってからは一路金沢に向かい、午後4時30分に金沢駅西口に到着しました。
            

     
渚を走る車  砂像も造られていました。 

           金沢 香林寺         
   
                金沢の香林寺で白い彼岸花が咲いていると情報を得ていたので、金沢駅東口から城下町金沢周遊バス(左回り)に乗り
               広小路で降りて、5分程歩いて香林寺に行きました。香林寺は願掛け寺として由緒あるお寺なのですが、時間がないので
               お断りして、300円(拝観料は500円)を払い庭園で写真を撮らせてもらいました。

                白い彼岸花と今年咲いたという数本のピンクの彼岸花がありました。          

     

              広小路のバス停からまた周遊バスで金沢駅に戻り、JR北陸本線普通列車で小松に戻りました。(所要時間34分 料金500円)

          福 井 県

                   翌日はJR北陸本線小松駅7時35分発、福井駅着8時27分の普通列車で福井に行きました。福井駅でえちぜん鉄道
                  に乗り換え東尋坊に向かいました。

            
              えちぜん鉄道

                   えちぜん鉄道は福井県のローカル鉄道です。窓口で土・日・祝日限りの一日フリー切符が700円で発売されていたので
                  購入しました。(東尋坊と永平寺へ行くキップを普通に買うと2340円になるので、とてもお得です)
                  えちぜん鉄道では駅に券売機を置かず、車内での販売になっているようです。朝は男性の車掌さんでしたが帰りの列車
                  には若い美人のアテンダントさんが乗っていて車内を行ったり来たりして、キップを売ったり、乗客の質問に答えたりして
                  いました。永平寺からの帰りの列車にも別の美人さんがいたので、えちぜん鉄道の売上向上作戦なのでしょう。

     
えちぜん鉄道のホームに向かいます  車体はカラフル  アテンダントさんが車掌役をしています 
         

             東 尋 坊

                  福井駅8時39分発の列車に乗り、47分で三国駅に着きました。三国駅前からバスに乗り、12分で東尋坊に到着です。
                 道筋には海産物など売るおみやげ屋さんが並び、観光客がたくさんいました。東尋坊の崖に行くと、やはり観光客でいっ
                 ぱいでした。東尋坊は輝石安山岩の柱状節理の巨大な岩柱が約1kmにわたって続いていて、国の天然記念物及び名勝
                 に指定されています。海から断崖を観たかったので観光遊覧船に乗りました。30分の周遊で1400円です。

     
立ち並ぶお土産やさん  上からの眺め  雄島 
     
ここから遊覧船に乗ります  波型岩  夫婦岩 
     
     
     
ローソク岩  蜂の巣岩  ライオン岩(ライオンの後ろ姿に見えるから) 

              永 平 寺

                   三国駅から福井駅に戻り、同じ、えちぜん鉄道の勝山永平寺線に乗るつもりでしたが、アテンダントさんのアナウンスで
                  福井駅の二つ手前の福井口駅で乗り換えられることがわかり、一列車早い列車に乗れました。福井口駅発12時29分発
                  永平寺口駅着13時20分、駅前からバスに乗り15分で永平寺の門前町に着きます。ここもお土産やさんやお蕎麦屋さん
                  胡麻豆腐が食べられるお店などが並んでいます。5分ほど歩くと永平寺の正門に着きます。永平寺は日本曹洞宗の中心
                  寺院(大本山)です。約200人の修行僧が道元禅師により定められた厳しい作法に従って禅の修行をしています。

     
 門前町  正門(龍門とも呼ばれます)  通用口

                    通用口を通って吉承閣(きちじょうかく)という建物に入ると、勘化室という大広間に通されて、僧侶から永平寺の概要や
                  拝観時の注意事項(左側通行を心がける、僧侶にカメラを向けないなど)をお聞きし、その後、「傘松閣」(さんしょうかく)から拝観を
                  始めます。
                  (修行僧は僧堂の畳一畳の上で座禅、食事、就寝を行います。僧堂は浴室、東司(お手洗い)と並ぶ三黙道場の一つ
                  で、私語は禁止となっているそうです)

 
傘松閣(花鳥彩色天井絵のある大広間  僧堂(修行僧が座禅、食事、睡眠をとる根本道場)  階段状の回廊 
     
東司(とうす) 承陽殿(じょうようでん)  承陽門 
(お手洗いですが、作法にのっとっての修行の場です)  (道元禅師のご尊像とご霊骨が安置されています)  (承陽殿に入る門です) 
     
法堂(ほっとう)  仏殿(ぶつでん)  中雀門(ちゅうじゃくもん)と山門 
(法話や朝のお勤め、各種法要などが行なわれます)  (御本尊の釈迦牟尼仏が祀られています)   

                 小松に早目に帰らなければならなかったので単独で観てまわりましたが、僧侶の方の説明を聞きながら、じっくりと回って
                みたかったと思いました。
 

           小松 那谷寺 

                帰る日の午前中に空き時間があったので、小松市那谷町にある那谷寺(なたでら)に行ってみました。
               那谷寺は717年泰澄神融禅師により開創されました。白山(富士山、立山とともに日本三名山の一つ)の神を信仰し洞窟
               の中に千手観音を祀っています。洞窟は母の胎内とみて古い時代より「胎内くぐり」の聖地となっています。
               胎内くぐりをすると、新たに生まれ変わり罪が清められると信じられていました。
               7棟が国の重要文化財、境内一帯の二か所が國指定の名勝となっています。
               (2015年6月にフランスで発売された旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星に格付けされたそうです)

     
金堂(こんどう)  奇岩遊仙境(国の名勝指定園)  本殿 (重要文化財)
(全ての仏事祈祷はこの御堂で行われます) (芭蕉が「石山の石より白し秋の風」の句を残しています)  (本殿は岩窟内にあり、岩窟内を一周して胎内くぐりをします) 
     
三重の搭(重要文化財)  境内全景  白山神社 
(四方の壁に唐獅子、牡丹の彫刻が施されています)  (四季折々に美しく、特に紅葉は有名です)  (那谷寺に隣接して神社があります) 

三日間は朝早くからの行動で大変でしたが、行きたいところに行けて充実した旅行だったと思います。

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