秋田街歩き

秋田市は初代藩主佐竹義宣(さたけよしのぶ)が関ヶ原の合戦のあと、常陸(現在の茨城県)から秋田に国替えとなり
新たに築いた久保田城の城下町であった所です。秋田駅前から秋田中心市街地を歩いてみました。

千秋公園(せんしゅうこうえん)

秋田駅から歩いて10分ほどのところにある千秋公園は秋田藩主の居城だったところです。初代藩主佐竹義宣は関ヶ
原の合戦の後、常陸の國(54万石)から秋田(20万石)に国替えとなりました。慶長8年(1603年)に築城した久保
田城は石垣や天守閣を持たない平城であったことが特徴になっています。経済的な理由や家康に遠慮したなどの理
由が挙げられています。佐竹氏は12代で明治維新を迎えて版籍奉還となりました。明治13年(1880年)の大火で
御物頭御番所(城の警備をした物頭の詰所)以外の本丸建物はほとんど焼失しました。現在城址は千秋公園として
整備されて御隅櫓(見張りと武器庫)が
平成元年(1989年)、表門が平成13年(2001年)に復元されています。

堀の中のハスは初夏が見頃 二の丸跡へ向かう道 石垣が無くて腰巻土塁になっている。
二の丸跡 長坂(表門へ続く坂)
表門(本丸の正門)
表門の裏側 御物頭御番所(秋田市指定文化財) 本丸跡
八幡秋田神社 与次郎稲荷神社 彌高神社
久保田城御隅櫓 御隅櫓より秋田市を望む 胡月池


ババヘラアイス
 秋田でしか味わえない「ババヘラアイス」を食
 べることが出来ました。
 中年以上の女性(ババ)が金属製のヘラを使
 って、コーンに盛り付けたアイスを売っている
 のを名づけて「ババヘラアイス」と呼びます。
 千秋公園の大手門の堀の前でアイスを売って
 いたので作ってもらいました。熟練ババによっ
 てバラの花びらのように盛り付けられたのを
 「バラ盛り」というそうですが、私がたのんだ
 女性は熟練のババでした。シャリシャリ感の
 あるアイスで、200円。

   

秋田県立美術館

秋田県立美術館は千秋公園の向かい側にある、安藤忠雄設計によるモダンな建物です。2階の大壁画ギャラリーには
藤田嗣治の「秋田の行事」という壁画が常設されています。縦3.65m、横20.50mの大作で、昭和12年当時の秋田の
祝祭と日常風景を描いた大作で、観たときは感動し、圧倒されました。他に藤田の素描画も展示されています。(壁画は
撮影禁止でした。)3階では企画展や特別展などが開催されます。館内のカフェでコーヒーを飲みましたが、前景がガラス
ごしの水庭の奥に千秋公園が見える美しい眺めでした。


秋田県立美術館 藤田嗣治と斉藤真一 カフェからの眺め


民族芸能伝承館

民族芸能伝承館は秋田の郷土芸能や民族行事などの保存伝承のための施設です。1階ホールには竿燈まつりのちょう
ちんや土崎神社祭の曳山車などが展示されていて、見学してる人が本物の竿燈にふれ、持ち上げる体験もできます。
また、土、日、祝日には竿燈の実演があります。2階、3階の展示室には秋田の多種多様な民俗芸能に関する人形など
の展示物が飾られています。赤れんが郷土館の分室になっています。


民俗芸能伝承館 竿燈の実演 山谷番楽面


旧金子家住宅

金子家は江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治初期に呉服や太物(綿織物・麻織物)などの卸商を創業して、昭和57
年まで営業していました。平成8年に所有者が秋田市に寄贈、平成9年に江戸時代後期の伝統的建物として秋田市有形文
化財に指定されました。

土蔵の入り口 土蔵内部


赤れんが郷土館

赤れんが館は、明治45年に建てられた旧秋田銀行本店で、昭和44年まで銀行として使われていました。昭和56年に
秋田銀行から市に寄贈され、昭和60年に赤れんが郷土館として開館しました。國の重要文化財に指定されています。

赤れんが郷土館 銀行時のカウンター 吹き抜け天井の浮き彫りとシャンデリア
旧頭取室 寒水石(石材)の階段 貴賓室


那波紙店

 那波(なば)紙店は明治11(1878)年に初代
 那波伊四郎氏が創業、茶・砂糖などを販売し
 ていましたが、明治19(1886)年頃から和紙
 を中心にした商売を始めました。現在も和紙
 と洋紙の店として営業しています。建物は江
 戸時代の町家形式を受け継いでいるので、
 歴史的景観に登録されています。
正面 側面


川反飲食店街

川反(かわばた)飲食店街は秋田屈指の盛り場と言われるところです。昼間に行ったので歩いている人はいなくてひっそ
りとしていましたが、夜になったら賑やかになるのでしょう。歩いてみると、店の構えや看板などが秋田らしくてとても面白
いところでした。



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秋田に行き、駅の観光案内所でもらった秋田市街歩きガイドに従って歩いてみました。秋田に関する知識はほとんど無かっ
たのですが、千秋公園に行き、「まちあるき観光案内所」にいた案内人の方に公園を案内してもらい、丁寧な説明を聞いて
秋田の歴史を学びました。なまはげや竿燈まつりだけでなく、秋田藩佐竹氏の267年の歴史ある町であることを知りました。


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